古代のコムギ作り 2
盲除草とは、土に隠れている雑草の芽をなくすことです。
芸の細かい手さぼきのいる作業です。
華北の「鋤する」、「トゲナツメをひく」ことは、旱越への対策でしたが・・・
日本では「中耕」と「土入れ」になり、旱魑よりはむしろ除草という目的に生かされています。
最後の中耕は、仕上げの作業です。
うね溝の土をさらえて、ムギの地際に土寄せをします。
収穫期入梅にかかる頃、ムギが倒れないようにとこの時点で配慮しておくのです。
東西で苦心した種子の消毒は、今日でもムギ作りには欠かせません。
ムギに特有な、種子の中にいる黒穂病菌.その他を殺菌する方法が考えられています。
日本に伝来した簸初のムギ作りの技術が、この比較にだした華北の技術と断定はできません。