OA化にともなう健康障害 3
「OA化が進むと、作業ぺースが機械中心となり、それに基づく作業管理が強まる。
またOA化の進んだ職場ほど1日当たりの労働時間が長い。
週休2日制をとりいれる企業も増えているが、それによって、逆に一日当たりの労働時間が延長されることも多くなる。
VDT作業は、従来の事務労働とは本質的に違う。
テレビの画面を注視し、伝票を繰りながらキーボードを叩き、入力する。
単純で反復的な仕事に見えながら、実は緊張度が高く、拘束性の強い労働なのである。
VDT作業はこれまでのオートメーション化などと違って、人間の精神活動までコントロールし規制するという特徴をもっている。
VDT作業は、オートメーション化に比べて、意思決定の権利が作業する側ではなく機械の側にゆだねられているからである」
・・・ということです。
その上、放射線障害や精神症状についての研究が立ち遅れ、真の意味でのアセスメントが形成されていません。
「西欧では、すでに70年代の後半からVDT作業の安全対策は整備されてきた。
たとえば、ノルウェーの『労働者保護と労働環境に関する1977年法』、スウェーデンの『労働環境法』(1978年)、西ドイッの『職場安全法』(1973年)および『VDTを使用する作業に関する規定』(1981年)、イギリスの『職場における健康安全法』などにその実態を見ることができる」
・・・といわれていますが、ガイドラインの設定のみという日本の立ち遅れは否定できません。